創価学会の会長が本日付の機関紙で反逆者の共通性について掲載していた。池田名誉会長の著作を引用したものだが、教団内で必然的に生まれる反逆者の心理的傾向について詳述しているので一部引用する。
「不祥事を起こし、学会に迷惑をかけて、退転していった人間は、必ずといってよいほど、学会を逆恨みし、攻撃の牙をむく」
「不祥事を起こした、脱落者、敗北者の『負い目』『劣等感』を、拭い去ろうとする心理の表れともいえる。そのためには、自己を正当化する以外にないからだ」
「自分を、その被害者、犠牲者として、『悪』と戦う『正義』を演じようとするのである」
これらは現在、教団に対して裁判を起こしている元職員3人組や、「宿坊」板にたむろする波田地一派に関わる者たちにそのまま当てはまる心理現象にほかならない。自分を「自己正当化」するしか道がないから、そうせざるをえないという心理的メカニズムである。
だが、そうでないもう一方の道もある。自身の行動を客観的に凝視し、是は是、非は非として「素直に」反省する生き方だ。こうした信仰姿勢が身についている者は、たとえ一時的に不祥事を起こしたとしても、上記のような反逆者や脱落者、退転者の道をたどることはない。