安倍首相の「加計」「森友」問題の証拠が多く出ている。この問題の本質は国の最高権力者およびそれに連なる者たちが、一部の人間をえこひいきしたという点にある。加計は米国留学時代からの長年の友、森友は同じ日本会議系という違いはあるが、根本にあるのは李下に冠を正すべき最大の立場にある人物がそれを行わず、国会などで問題を追及されると、逆に官僚らを巻き込んで平然とウソの上塗りを重ねてきたことにある。
こうした行動と連動して、大政翼賛メディアというべき『WiLL』や『Hanada』誌上で、上記の疑惑がえん罪であるかのように振る舞ってきたメディア人も多くいる。実際の「正真正銘のファクト」が出てくれば、そうした主張は消えてしまうような性質のものだろう。
朝日新聞社に訴えられた小川某などはその典型的な存在に思える。